EVでの中長距離移動をぐっと身近にする「EVおでかけ推進プロジェクト」、7月始動/ミライズエネチェンジとe-Mobility Powerが共同実証を開始
ミライズエネチェンジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:柘野善隆、以下「ミライズエネチェンジ」)と株式会社e-Mobility Power(本社:東京都港区、代表取締役社長:幸加木英晃、以下「e-Mobility Power」)は共同で、EVユーザーの中長距離移動における行動変容をテーマにした実証実験「EVおでかけ推進プロジェクト2025」(以下「本プロジェクト」)を、2025年7月17日(木)より開始いたします。あわせて、本日2025年7月16日(水)より、参加者の募集を開始いたしました。
※「EVおでかけ推進プロジェクト2025」特設ページはこちら
本プロジェクトの開始に先立って実施したアンケート調査では、EVユーザーの約4割が「EVでの旅行や遠出をためらった経験がある」と回答しました。
そこで、本プロジェクトでは、EVでの“ちょっと遠出”をより身近にするための急速充電の体験向上と料金面でのメリット提供を通じて、ユーザーの行動変容を検証するユーザー参加型の実証実験を行います。
■背景
EVの普及が進み、日常的な移動に加えて旅行や帰省などの“中長距離の移動”でもEVを利用する機会が広がりつつある一方で、「この距離はガソリン車で行こう」「公共交通機関に切り替えよう」といった選択をするユーザーも少なくありません。EVでの外出や遠出をためらう気持ちが、行動に影響している実態があります。
■アンケート調査から見えたユーザーの声
本プロジェクト開始にあたり、EVユーザーに対して「EVでの旅行・遠出」に関する意識調査を実施しました。2025年7月2日から7月13日の期間中に、「EV充電エネチェンジ」アプリ等を通じてオンラインで実施したもので、2,634名からの回答がありました。
主な調査結果(n=2,634)
●40.8%のEVユーザーが「EVでの旅行や遠出をためらった経験がある」と回答
●特にためらいがちな距離は片道「200km」以上
●e-Mobility Powerの急速充電器をビジター利用する時に「使い方がわからなかった / わかりづらかった」「毎回のクレジットカード登録が面倒だった」といった声が多数寄せられました
回答者の声
●家充電がメインで他の充電の経験がない。充電カードを所有していないのでEVでの旅行をためらった
●充電の仕方をよく知らないため充電が必要になったときに不安だったから
●専用カードがなければ充電できないと思っている
■実証実験「EVおでかけ推進プロジェクト2025」概要
本プロジェクトは、EVでの中長距離移動に対する心理的ハードルを下げ、日常利用にとどまらない“ちょっと遠出”を“ぐっと身近に”することを目的とした、ユーザー参加型の実証実験です。
急速充電における「操作の不安」「手間の多さ」といった障壁を軽減するための取り組みを通じて、EVユーザーの行動変容を検証します。
実証にあたっては、参加者がより気軽に利用できる環境を整えています:
1.事前手続きのみの「かんたん登録」
通常、充電器をビジター利用する際は、毎回クレジットカードや連絡先等を入力する必要がありますが、本プロジェクトでは、事前に“一度”ユーザー登録していただくだけで、期間中はスムーズにご利用いただけます。
2.魅力的な料金で充電できる期間を設定
本プロジェクト参加者の充電料金は通常、e-Mobility Powerが定めるビジター利用料金となりますが、プロジェクト期間中の一部期間には、対象の急速充電器を通常よりも割安な料金でご利用いただける“特別料金”を設定します。特別料金の詳細につきましては、行動変容を促す取り組みのため、本プロジェクト参加者のみに別途メールでご案内いたします。

詳細は「EVおでかけ推進プロジェクト2025」特設ページおよび添付資料をご覧ください。
EVでの中長距離移動を身近にする「EVおでかけ推進プロジェクト」、ミライズエネチェンジとe-Mobility-Powerが共同実証を開始