プレスリリース2023.09.01

EVユーザーの自宅における基礎充電行動の推定に関する共同研究を開始します

株式会社e-Mobility Power(東京都港区/代表取締役社長:四ツ柳 尚子/以下「e-Mobility Power」)とNextDrive株式会社(東京都港区/代表取締役社長:顔 哲淵/以下「NextDrive」)ならびに国立大学法人東京大学大学院工学系研究科 森川・成末研究室(東京都文京区/教授 森川 博之・准教授 成末 義哲/以下「東京大学」)は、3者で共同してEVユーザーの自宅での基礎充電行動の推定に関する共同研究を2023年9月から開始することをお知らせします。

今後、EVを中心とする電動車両の増加が見込まれる中で、経路充電・目的地充電を対象とした各種充電サービスが拡がっています。
しかし、一般消費者の家庭での基礎充電行動については通信機能を持たない充電コンセント等が先行して広く普及しているため、十分に情報の取得・分析が行なわれていない現状があります。
これらの行動を正しく把握することが可能となれば、当該利用者(群)の自宅外での充電ニーズの把握を行なうことが可能となり、将来的には充電ステーション等の設置計画の検討、新たなサービスの開発等にも活用ができるものと想定されます。

そこで今回の共同研究では、家庭に設置されているスマートメーターのBルートデータから取得される消費電力(W)ならびに累積電力量(kWh)を活用し、家庭での充電頻度や充電量等を把握可能な行動推定モデルの構築を試みます。

<本共同研究の概要>
 実施期間:2023年9月~2024年3月(予定)
 実施内容:モニター宅へのスマートメーターBルートデータの取得
      モニターへの充電行動に関するアンケート調査の実施
      各モニターの充電行動推定モデルの構築、検証等

                        共同研究の実施イメージ


詳しくはこちらの資料をご確認ください。

EVユーザーの自宅における基礎充電行動の推定に関する 共同研究を開始