Vol.07新製品発表会レポート
次世代超急速充電器 「SERA-400」 新製品発表会レポート
株式会社e-Mobility Power

2024年5月から株式会社東光高岳と株式会社e-Mobility Powerが共同開発を進めてきた次世代超急速充電器「SERA-400」が完成し、2025年3月にCHAdeMO2.0.2認証を取得しました。
これを機に、2025年5月15日、当社は東光高岳と共同で「SERA-400」の新製品発表会を開催し、報道関係の皆さまに多数ご来場いただきました。
今回は、その発表会の模様をレポートいたします。

新製品発表会 第一部:プレゼンテーション

―ご挨拶、開発コンセプト

株式会社東光高岳 一ノ瀬代表取締役社長による開会挨拶の後、当社取締役の岩堀より、e-Mobility Powerネットワークの充電器をご利用いただいているユーザーの皆さま、充電器のネットワーク提携事業者の皆さまおよびご来場の方々へのお礼を述べるとともに、「充電器の共同開発を進めるに至った経緯」、「開発コンセプト」ならびに「ユーザビリティを大切にした製品の特長」について説明しました

―それぞれの工夫、こだわり

さらに、充電器の共同開発者である東光高岳、EV充電用コネクタ付ケーブルの開発を担当した住友電気工業株式会社、および製品のデザインを担当したデザインエンジニアの山中俊治氏が、それぞれ担当した領域と工夫した点、その意図などを解説するプレゼンテーションを行いました。 各社のコメントおよび当日の資料はプレスリリースをご覧ください。

新製品発表会 第二部:除幕式

―プロトタイプ披露

第二部は会場を移して、一ノ瀬東光高岳代表取締役社長、デザインエンジニアの山中俊治氏および当社取締役の岩堀が、SERA-400プロトタイプ(試作機)の除幕を行いました。

―展示車両のPR、プロトタイプ操作体験

続いて、高電圧充電に対応した車両の展示にご協力いただいたポルシェジャパン株式会社さまよりTaycanについて、ヒョンデモビリティジャパン株式会社さまよりIONIQ 5についてのPRをしていただきました。
その後報道関係の皆さまからの質疑応答、さらにプロトタイプおよび車両に関する個別取材が行われました。
プロトタイプを操作いただいた皆さまからは、軽量化されたEV充電用コネクタ付ケーブル、新型ケーブルマネジメントによる充電ケーブルの高い操作性、存在感のあるスタイリッシュな外観デザイン、そして大型液晶画面による情報把握の容易性などについて好評をいただきました。

新製品発表会を振り返って

―急速充電器の進化、そしてこれから

今回の新製品発表会を通じて、EVユーザーの皆さまはもちろん、現在EVの購入をご検討中の方や、まだEVに乗ったことがない方にも「充電スポットが増え、日本の充電インフラの利便性が着実に高まっていること」「車両と充電器の進化によって、充電にかかる時間が短縮されていること」そして「ユーザビリティの改善を重ねて、充電器が着実に使いやすくなってきていること」などを知っていただけたならば、大変嬉しく思います。

今後は、日本でも高電圧での急速充電に対応したEVが増えてくることが予想されます。
当社は、「いつでも、どこでも、誰もがリーズナブルに使えるEV充電ネットワーク」の拡充、そしてユーザーの皆さまの声をもとにした開発コンセプトで東光高岳と共に作り上げた「SERA-400」の開発・販売・設置・運営を通じて、更なるEVの普及に貢献していきたいと考えております。
「SERA-400」を設置した充電ステーションを多くの皆さまにご利用いただける時機が来ましたら、改めてお知らせいたします。
どうぞご期待ください。